こんにちは、無糖(@mutohsan30)です。
2021年11月5日、PCモニターメーカーのJAPANNEXTから49型DWQHD曲面ディスプレイ「JN-VC490DWQHDR」が発売されました。
こちらの製品の特徴は以下の通りです。
- 49インチ/DWQHD(5120×1440)
- 120Hz駆動のVAパネル
- 2.5Wx2ステレオスピーカー搭載
- エッジレスでスタイリッシュな外観
- FreeSync対応
等々..
まず何と言っても27インチのWQHDモニターを2枚並べた時と同じサイズ感と解像度が目を惹きます。
最近は34インチでUWQHDのウルトラワイドモニターが流行っていますが、それと比較すると圧倒的なサイズ感となっています。
性能的にもかなり優秀で、リフレッシュレート120Hzと144Hzのゲーミングモニターに迫る勢いです。
一般的な60Hzのモニターと比較すると2倍も滑らかな描画が可能になっているので、とても快適に作業することが出来るでしょう。
その他「2.5Wx2ステレオスピーカー」「エッジレスでスタイリッシュなデザイン」「3つのゲームモード搭載」「複数の入力を同時に表示するPBP機能」など、魅力的な要素があります。
一方で、個人的に思ったデメリットを挙げるとすれば「価格」と「応答速度」ですね。
まず「価格」ですが、2021年11月時点では13万 ~ 14万程度とかなり高額な部類に入ります。
例えばWQHDの144Hzゲーミングモニターを2台買っても10万円いかないことが殆どなので、ベゼルの隙間が気にならなければ普通に2台買った方が絶対にコスパは良いです。
WQHD2台買いは、後から片方だけ縦置きにしたい時なんかも対応できるというメリットもあります。
次に「応答速度」が6msなので一般的なゲーミングモニターが1msであることを考えるとかなり遅い部類に入ります。
VAパネルなのでTNやIPSより応答速度が劣ってしまうのは仕方がない部分なのですが、ゲーミング用としてはかなり中途半端な印象が強いです。
普段使いなら気にならないと思いますが、動きが激しいアクションゲームをやると結構気になる可能性が高いです。
そもそも5120×1440というモンスター解像度にゲームやパソコンスペックが対応しきれていない感があるので、快適に遊べるゲームとかも限られてきそうです・・・
上記の理由から「コスパを気にせず快適な普段使い用のウルトラワイドモニターを求めている」という人に最適な製品だと思いました。
良くも悪くもインパクトの強いモニターなので、使用するユーザーの用途によって満足度に差が出てくる製品でしょう。
↑モニターアームを使う場合も軽量なフルHDなどに比べて高額で耐久力のあるタイプが必要になるので、モニター以外にも結構なコストが掛かってきます。
↑個人的にJAPANNEXTのモニターで一番熱いと思ってるのが「JN-315IPS144UHDR」という4K/144Hz駆動のゲーミングモニターです。
HDMI2.1搭載なので流行りのPS5やXboxにも対応できますし、他社の4K/144Hzゲーミングモニターよりもかなり安い値段で販売されています。
Amazonレビューを見るとユーザーからの評価も高いので、「ウルトラワイドじゃなくて4Kでもいいよ」という方はこちらのモニターを検討しても良いかもしれません。
▼「失敗しないウルトラワイドモニターの選び方」と「今買うべきおすすめ製品」について記事をまとめています。購入前の参考などにご活用ください。
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