こんにちは、無糖(@mutohsan30)です。
今回はXtrfyから販売されているUK配列のTKL赤軸メカニカルゲーミングキーボード「K4 RGB TKL(型番:XG-K4-RGB-TKL-R-UK)」を提供して頂いたので紹介します。
こちらの製品の主な特徴は以下の通りです。
- 7,000万耐久の赤軸メカニカルスイッチ
- ポーリングレート1,000Hz
- フルNキーロールオーバー
- 海外プロ仕様のUK配列
- カスタマイズ可能なRGB機能
- 専用ソフトウェア不要
- 豊富なカラー展開(3色)
1,000Hzのポーリングレートと7,000万回以上のクリック寿命を誇る赤軸メカニカルスイッチが採用されています。
日本では珍しい「UK配列」となっており、eスポーツの本場「ヨーロッパ」のプロゲーマー達と同様のゲーミング環境を構築することが可能です。
キートップのRGBはカスタマイズ可能ですが、専用ソフトウェアなどは必要なく、USBで接続して直ぐに使用できるというお手軽さです。
さらにカラー展開も豊富で、「レトロ」「ホワイト」「ブラック」の3色から選ぶことが出来るので、自分好みのゲーミングキーボードを見つけやすいです。
こちらの記事では、「開封時の様子」「ゲームや普段使いでの使用感」「メリット・デメリット」など、購入の参考になりそうな情報をお伝えできたらと思います。
■2021/08/02 追記
YouTubeで動画版を公開しました。
■2021/09/14 追記
↑なんとあのヴァロラントの最強プレイヤーであるTenZ(テンズ)選手もXtrfy K4 RGBを世界大会で使用しているとの情報が入ってきました。
世界で一番熱い盛り上がりを見せるVALORANTの最強プレイヤーが使用しているとなれば、FPSプレイヤーとしては使わない理由がないですね!
Xtrfyとは
Xtrfyはスウェーデンを拠点とするゲーミングデバイスブランドです。
新製品を開発する際には、数多くのeスポーツプレイヤーからフィードバックを受けて、開発とテストを行っています。
一切の妥協を許さない開発プロセスから生み出される数多くのデバイスは非常に品質が高く、激戦区とされるゲーミングデバイス市場でも高い評価を得ています。
FPSやMOBAで活動しているeスポーツプレイヤーなら、一度は触れておくべきゲーミングデバイスブランドと言えるでしょう。
開封 ~ 外観チェック
外箱と付属品
外箱はブラックとイエローが基調になっています。
いつものXtrfyらしいデザインです。
外箱から全ての中身を取り出しました。
内容物は以下の通りです。
- キーボード本体
- 取扱説明書
- ステッカーシール
キーボード本体に埃や汚れが付着しないようにビニールで保護されていました。
その他、取扱説明書とステッカーシールが付属していました。
本体チェック
正面から見たぱっと見の印象は「一般的なTKLメカニカルキーボード」といった感じです。
本体サイズ「141 x 356 x 39 mm」、重量「1.05 kg」となっています。
やっぱりテンキーレスキーボードはスッキリしていて良いですね!
自分はこの形のキーボードが一番使い易いと思っています。
↑良く見ると左側のテンキーが小さくスペースバーが長いなど、「UK配列」であることが分かります。
矢印キーの上に「Xtrfy」のロゴが印字されています。
写真だと伝わりにくいですが、実際に見るとマットなシルバーで非常にカッコいいです!
キーキャップを外してスイッチを確認してみました。
Kailh(カイル)製の赤軸が採用されています。
非常に反応が早く、高速タイピングやゲームでの使用に向いています。
ケーブルは本体に直接繋がっているタイプなので取り外すことは出来ないです。
最近はケーブル脱着可能なキーボードも増えているので、人によってはデメリットに感じる部分です。
USBの先端は金メッキ仕様になっているので高級感があります。
裏面はこんな感じです。
カーボン調で落ち着いたデザインになっています。
四隅に滑り止めゴムが付いており、激しい操作をしてもキーボードがズレないように工夫されています。
シリアルNoの下に「Xtrfy」のロゴがあります。
表面のロゴとは違ってブラックで印字されているので、そこまで目立ちません。
右上と左上に傾斜スタンドが付いています。
先端がゴムカバーになっているので、こちらも滑り止め効果があります。
こちらのゴムカバーは取り外すことも可能です。
スタンドを立てると1cmほど高さがアップして傾斜が付きます。
個人的には傾斜を付けた方が指への負担が少なくて打ちやすかったです。
以上、開封 ~ 外観チェックでした。
USBケーブルが脱着不可という点を除けば特に欠点も見当たらず、とても完成度の高いゲーミングキーボードだと思います。
セットアップと動作確認
セットアップはUSBケーブルで接続するだけなので一瞬で終わります。
PCに接続すると本体LEDがカラフルに点灯します。
接続直後はデフォルト設定が適用されていますが、光量も丁度良い感じで不快感はありません。
とても綺麗に光っていると思います。
LED変更方法
↑FNキーを押した状態で、別の対応したキーを押すと様々な制御をすることが出来ます。
対応しているキーキャップにはアイコンが印字されているので分かり易いです。
使用頻度の高いRGB変更パターンを以下に記載します。
FN + INS | 【ライトサイクル】 一定の間隔で色が自動で変化します。 |
FN + HOME | 【色固定】 特定の色で固定されます。 再度「FN + HOME」を押すと別の色に変化します。 |
FN + PGUP | 【ライトオフ】 ライティングをオフにします。 【カスタム】 再度FN+PGUPを押すとカスタムカラーを設定できます。 ※詳しい手順については下記の動画をご確認ください。 |
FN + DEL | 【虹色ウェーブ】 カラフルな虹色で波が流れるように光ります。 |
FN + END | 【ライトサイクル(呼吸)】 1番目に似ていますが、呼吸をするような雰囲気で色が変化します。 |
FN + PGDN | 【波紋】 水に石を投げ入れた時のように、キーを押した部分から広がります。 |
FN + ↑ or ↓ | 【輝度調節】 ↑キーでライトアップ、↓キーでライトダウンします。 |
FN + ← or → | 【エフェクト調節】 ライティングの速度を変更することが出来ます。 |
カスタムカラー設定方法
↑ライティング設定の項目から再生します。
UK配列のキーボードを快適に使うための設定
「Xtrfy K4 RGB」はUK配列なので、日本語のWindowsでそのまま使うと少し使いづらいです。
以下の設定を行うことで快適に使用できるようになります。
レイアウト最適化
ステップ1:Windowsスタートから「歯車アイコン」をクリックして設定を開きます。
ステップ2:設定画面を開いたら「時刻と言語」をクリックします。
ステップ3:左メニューの「言語」 → 日本語 → オプションの順番でクリックします。
ステップ4:「ハードウェア キーボード レイアウト」にある「レイアウトの変更」をクリックします。
その後、「英語キーボード」を選択して適用(再起動)します。
以上でレイアウトの最適化は完了です。
かな変換切替キー指定
UK配列の場合、かな変換は「ALT + 半角キー」で行います。
慣れればそこまで気にならないのですが、「どうしても慣れない!」という方は以下の設定を試してみてください。
ステップ1:タスクバーにある「あ」、「A」と表示されている部分を右クリックして設定を選びます。
ステップ2:「全般」をクリックします。
ステップ3:互換性にある「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」をオンにします。
「詳細設定」が出てくるので開きます。
ステップ4:全般タブにある「編集操作」から「変更(D)」を選びます。
ステップ5:設定から「変更したいキー」→「IME-オン/オフ」の順に選びます。
最後に「適用(A)」をクリックして完了です。
↑では例として「Esc」に設定していますが、自分が使い易いと思うキーに設定してみましょう。
@マークや_(アンダーバー)が打てない問題
正確には「打てる」のですが、配列が変更されているため日本語配列に慣れている人は戸惑うと思います。
@マーク | SHIFT+数字2 |
アンダーバー | SHIFT+ハイフンキー |
上記は例として挙げましたが、分からなくなってしまった場合、日本語wikiなどで「101/102配列」の画像を確認すると分かり易いです。
同時入力テスト
「キーボード同時入力テスト」というサイトで試してみました。
↑画像ではFPSで使うキーを同時に押してみましたが、問題なく認識されています。
最近はAPEXやフォートナイトなどのアクション要素の高いゲームも増えているので、同時入力の可否はとても重要です。
「K4 RGB」は上記のようなゲームでも心強い味方になってくれること間違いなしでしょう。
K4RGB TKLの使用感
こちらの項目では、ゲームや普段使いなど「Xtrfy K4 RGB」の使用感について記載します。
打鍵感
↑YouTubeにタイピング動画をアップしました。
赤軸メカニカルらしい軽快な打鍵音で、打っていて楽しいキーボードです。
押下圧が50gと少し重めかと思いましたが、引っ掛かりのない赤軸なのでスコスコとキーが落ちていくので快適でした。
押下圧が軽すぎると誤操作を引き起こす可能性もあるので、50gというのはゲーミングキーボードに最適な重さと言えるでしょう。
メカニカルキーボードの宿命ではありますが、打鍵音はまあまあします。
それでも青軸よりは遥かに静かなので、よっぽどマイク感度が高くない限りはボイスチャットなどで指摘される可能性は低いでしょう。
ゲーム
FPS
APEXとヴァロラントで動作確認を行いました。
他社のゲーミングキーボードと比較しても操作感は非常に良好で全く問題ありません。
激しい撃ち合いの中での同時押しは勿論、ヴァロラントでは必須操作となるストッピング時のレスポンスも良かったです。
MMO
MMOは国内で屈指の人気を誇る「ファイナルファンタジー14」で動作確認を行いました。
FF14もスキルやショートカットの数が多いので、個人的にはゲーミングキーボードが必須なタイトルだと思っています。
こちらもFPSと同様、操作時にストレスを感じるようなことは一切ありませんでした。
ひとつ難点を挙げるとすれば、MMOはチャットが多くなるので、UK配列に慣れるまでは違和感を感じると思います。
普段使い
文書作成
こちらの記事は「Xtrfy K4 RGB」を使って書いています。
僕はUK配列のキーボードを使うのが初めてなので、先述した「快適に使うための設定」を調べてから使いました。
半角全角の切替、記号の入力で戸惑う部分はありましたが、既に慣れてきて快適な文字入力を行うことが出来ています。
赤軸は軽快タイピングが出来るうえにレスポンスも早いので、打っていて非常に楽しいキーボードです。
LEDが苦手ならオフにすることも出来ますし、個人的にはゲーム以外でも使いたいキーボードです。
UK配列に慣れてきた時の「異色のキーボードを使いこなしてる感じ」が最高に良いです!
購入した際はゲーム専用と言わず、普段使いでもガンガン使ってみてください!
デザイン
TKLキーボードなのでスッキリしたデザインは勿論ですが、UK配列の恩恵で日本語配列よりも更にスタイリッシュに見えます。
簡単セットアップでライティングも自由に変更できますし、ブラック以外にも「レトロ」や「ホワイト」と言ったデスク映えするカラーが選べる点も魅力的です。
↑「Xtrfy M4 RGB」など、すでにXtrfyのゲーミングマウスを使っている方はマウスとキーボードを揃えることで、統一感が出て更にカッコ良くなると思います。
デメリットはあるのか
まず前提として、UK配列はデメリットではありません。
打ちにくいという人もいますが、そこは慣れや個人差の問題です。
むしろeスポーツの本場「ヨーロッパ」のプロと同じタイプのキーボードが使えるというのは、ゲーマーにとっては大きなメリットだと思います。
個人的には使っていてデメリットに感じる部分は殆ど無かったです。
↑強いて言えばUSBが取り外せないことぐらいでしょうか。
自分はそこまで気になりませんが、頻繁にキーボードを取り外す人にはデメリットに感じる部分かもしれません。
保証期間
保証期間は外箱のシール部分に記載されています。
「K4 RGB」は初期不良か自然故障であれば、購入から1年間は無償で交換対応してくれます。
↑また、公式サイトの保証規定を確認したところ、通常の保証とは別に「30日間の全額保証」が付いてくることが明記されていました。
ちなみに「30日間返金保証は、日本国内の正規販売店または当社Amazonショップからのご購入のみ、保証の対象となります。」とのことです。
また、「非正規品、改造品、分解品、破損品、激しい消耗・汚れの品」も保証対象外となる点は注意しましょう。
これだけ手厚い保証が受けられるのであれば、「Amazonにある販売ページ」または「日本国内の正規販売店」で購入するのがお勧めです。
Twitterでの口コミ、評判
→ めっちゃ分かります!
デザイン性の高さ、打ちやすさ、キーの作り込み全てが高水準なキーボードだと思います。
→ RGB制御はソフトウェアで行うメーカーも多いですが、「K4 RGB」はUSB接続で直ぐに使えるので快適です。
外観も非常にスタイリッシュでカッコいいので、所有欲を満たしてくれるのも良いですね!
総評:癖はあるけど慣れたら最強クラスのゲーミングキーボード
- 打鍵感やレスポンスが良く耐久性も高い
- スタイリッシュなデザインで超カッコいい
- 海外プロと同じ仕様でプレイできる
- 全キー同時押し対応
- 余計なソフトウェアが必要ない
- LEDの発色がとても綺麗
- 豊富なカラー展開(3色)
- 安心の製品保証(1年間)
- 値段がちょっとだけ高い
- UK配列に慣れるまで違和感がある
- ケーブル脱着不可
今回はスウェーデンからやって来た玄人向け赤軸ゲーミングキーボード「Xtrfy K4 RGB」の紹介でした。
スタイリッシュで魅力的なデザイン、海外プロと同じUK配列、軽快な打鍵感など、非常に完成度の高いキーボードに仕上がっています。
UK配列に慣れるまでは少し違和感はありますが、慣れてしまえば全くストレスを感じませんでした。
こちらの記事は5,000文字以上で書いていますが、UK配列に触るのが初めての自分でもこれぐらいのタイピングならブラインドタッチ可能です。
余計なソフトウェアのインストールなども必要なく、繋いで直ぐにゲーミングキーボードとして使えますし、搭載されているLEDの発色も非常に綺麗です。
「K4 RGB」の機能やデザインに惹かれた方は買っても後悔しないと思いますので、ぜひ購入を検討してみてください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
製品提供:Xtrfy
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