こんにちは、無糖(@mutohsan30)です。
今回はHyperX(ハイパーエックス)から販売されているゲーミングヘッドセット「Cloud Core 7.1(型番:HX-HSCC-2-BK/WW)」を提供して頂いたので紹介します。
こちらの製品の主な特徴は以下の通りです。
- バーチャル7.1サラウンド対応
- USBサウンドカード付属
- 耐久性のあるアルミフレーム
- 取り外し可能なノイキャンマイク
- マルチプラットフォーム対応
- ソフトウェア不要で簡単セットアップ
「Cloud Coreシリーズ」はプロゲーマーを含む数多くのeスポーツプレイヤーから高い評価を得ているゲーミングヘッドセットです。
今回紹介する「Cloud Core 7.1」は既存モデルをベースに、7.1chバーチャルサラウンドが追加されたアップグレードモデルです。
7,980円と低価格ながら、サウンドカードが組み込まれた多機能USBオーディオコントローラーが付属しています。
付属マイクはノイズキャンセリング対応で取り外しも可能です。
マイクを取り外してヘッドホンとして使いたい人にも向いています。
また、マルチプラットフォーム(Mac,PS4,スマートフォン)に対応しており、セットアップ作業も不要のため様々な環境で使用することが出来ます。
こちらの記事では、「開封時の様子」「実際の使用感」「メリット・デメリット」など、購入の参考になりそうな情報をお伝えできたらと思います。
HyperX Cloudシリーズは、格闘ゲームのプロで有名なウメハラ選手やヴァロラントの世界王者TenZ(テンズ)選手も使用しています。
お手頃価格で手が出しやすいのも嬉しいところ!
製品スペック
ヘッドホン
ヘッドホンタイプ | 密閉型 |
トランスデューサタイプ | ネオジム磁石 ダイナミック53mm径 |
周波数 | 15Hz~25,000 Hz |
インピーダンス | 60オーム |
SPL | 98±3dB |
T.H.D | 2%未満 |
耐電力特性 | 150mW |
イヤーサウンドカップリング | サーカムオーラル |
周囲騒音の減衰 | 約 20 dBa |
ヘッドバンド圧 | 5N |
重量 | マイクなし:320g マイクあり:350g |
ケーブルの長さ | USB延長なし:1m USB延長あり:3m |
接続 | シングルミニステレオジャック用プラグ(3.5mm) |
マイク
マイクタイプ | 圧力勾配 |
トランスデューサタイプ | バックエレクトレットコンデンサー |
極性パターン | カージオイド |
電源 | AB電源 |
電圧 | 2V |
消費電力 | 最大0.5 mA |
インピーダンス | 2.2kオーム以下 |
電圧 | f = 1 kHz:20 mV / Pa |
周波数 | 50~18,000 Hz |
THD | 2%(f = 1 kHz時) |
SPL | 105dB SPL (THD≤1.0%、1 KHz) |
マイク出力 | -39±3dB |
マイクのブーム長 | 150mm (グースネックを含む) |
カプセル | 6径 |
接続 | シングルミニステレオジャック用プラグ(3.5mm) |
開封 ~ 外観・可動チェック
外箱はいつものHyperX製品といった感じで、白と赤が基調のデザインになっています。
開封しました。
本体は分厚いクッション材で保護されており、輸送中でも動かないようになっています。
これなら故障や破損のリスクも低いので安心ですね。
中身を全て取り出しました。
内容物は以下の通りです。
- ヘッドホン本体
- USBオーディオコントローラー
- 着脱可能マイク(3.5mm/4極)
- 取扱説明書
ヘッドセットを手に持ってみました。
マイク無しで320g、マイク有り350gなので標準的な重さだと思います。
流行りの軽量ヘッドセットに慣れている人はちょっと重く感じるかもしれません。
ケーブルは1mです。付属のオーディオコントローラーを繋ぐと3mになります。
付属品ではなく、別のサウンドカードを使いたい人はケーブルが短いと感じるかもしれません。
マイクはヘッドホン左側のオーディオケーブルの隣にある接続部分に挿し込みます。
↑こんな感じで接続できれば大丈夫です。
ヘッドホンハンガーに掛けてみました。
密閉型なのでイヤーパッドがしっかり閉じています。
本体デザインはブラックの本体に赤色のロゴカラーが際立っていて非常にカッコいいです。
ロゴ部分をアップにしました。
ヘアライン加工が施されているので、かなり高級感があります。
光の当たり具合で表情が変わるのも魅力的です。
ヘッドバンド上部には「HyperX」の文字が施されています。
こちらは黒色なのでそこまで目立ちません。
ヘッドバンドとイヤーパッドのクッションカバーは合皮で出来ています。
そこそこ厚みがあるのでクッション性も十分だと思います。
合皮は汗や汚れに強いので、長時間使用するゲーマーでも安心です。
イヤーパッド部分は取り外すことも可能です。劣化したら交換しましょう。
↑イヤーパッドの交換方法については、HyperX公式チャンネルの動画が分かり易かったです。
イヤーパッドとヘッドバンド部分を左右に引っ張るとスライダーが開閉します。
スライダーの裏には穴が6個あります。
曖昧になりがちなヘッドホンの長さを調節する目安になるので便利です。
全体的な可動もそれなりにスムーズです。
個人差はありますが、装着時にストレスを感じることはないでしょう。
USBオーディオコントローラーです。
手元でヘッドホンとマイクの音量調整、マイクミュートや7.1chオーディオ切替などが出来ます。
裏面はクリップ式になっているので、シャツのポケットなどに引っ掛けることも出来ます。
USBでPCに繋ぐと直ぐに認識されます。
7.1cmボタンを押すと赤色に点灯してON状態になります。
付属のオーディオコントローラーを使わない場合は、サウンドカードやコントローラーのイヤホンジャックに挿して使用します。
実際に使ってみた感想
こちらの項目では、「HyperX Cloud Core 7.1」の装着感やマイク音質、ゲームなどで使ってみた感想を書きます。
装着感
ヘッドセットの装着感は人によって相性がありますが、「HyperX Cloud Core 7.1」は圧迫感がそこまでなく、クッションもしっかりしていて付け心地が良いです。
密閉型なので長時間プレイしていると多少蒸れたり疲れやすいような気もしますが、少し休憩を挟むようにすれば問題ないでしょう。
価格を考えれば十分満足できる着用感です。
マイク音質
ヘッドセットの付属マイクなので高音質とまではいきませんが、ノイズが少なく聞き取りやすい音質でした。
オンラインゲームのボイスチャットやテレワーク会議などで使用する分にはストレスを感じない音質だと思います。
デメリットを挙げるとすれば、デフォルトのマイク音量が小さいことです。そのため小声で話す癖がある人は注意が必要です。
僕はPCで使いましたが、パソコンの設定と付属のオーディオコントローラーの両方でマイク音量を最大まで上げたら改善しました。
こちらのマイクは取り外すことが出来るので、不満が出てきたら別途USBマイクを買い足すという選択肢もあります。
↑個人的にお勧めなのが、同じHyperXブランドから出ているコンパクトUSBマイク「Solo Cast」です。
こちらのマイクも7,980円と低価格ながら、2万円クラスのUSBマイクに匹敵する音質の良さです。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
■2021/07/12 追記
↑YouTubeにて動画版を公開しました。
再生するとマイクの音質テストの部分から始まります。
ヘッドホンやスピーカーなどの音量にご注意ください。
足音の聞こえやすさ
今回は人気急上昇中の競技FPS「VALORANT(ヴァロラント)」でテストしました。
定番の外付けサウンドカード(ミックスアンプなど)は使わず、付属のUSBオーディオコントローラーを使ってみたところ、敵との距離や方向など、かなり正確な位置を把握することが可能でした。
付属サウンドカードの音質には期待していませんでしたが、良い意味で裏切ってくれました。
もちろん高額なサウンドカードを使えば更に音質は向上すると思いますが、正直そのままでもプレイに支障が出る場面は少ないでしょう。
注意点としては、かなり低音寄りにチューニングされているので、ゲームによっては足音が聞こえにくい可能性もあります。
HyperX 7.1サラウンドは競技系FPSには不向き
残念ながら「HyperX 7.1サラウンド」は鑑賞用です。
FPSで使うと音が浮いてしまって、敵の位置が非常に分かりにくかったです。
音質としては変化があって面白い感じになるんですが、競技系のゲームではデメリットになってしまうので、オフにしておきましょう。
「とにかく臨場感や音の変化が欲しい!」という人だけオンにしてみると良いかもしれません。
映画や音楽鑑賞
53mm大型ドライバーによる音質は間違いありません。
低音が効いているので迫力のあるサウンドで映像作品や音楽を楽しむことが出来ました。
特にロック系のミュージックとは相性が良く、なかなかの没入感です。
中高音がメインの曲だと少し物足りなさはありますが、よっぽど音楽に拘りがなければ悪くはないといった感じだと思います。
競技系ゲームではイマイチだった「HyperX 7.1サラウンド」も音の広がりを楽しむことが出来て良かったです。
ゲーム以外でも無難に使えるヘッドセットでしょう。
「HyperX Cloud Core 7.1」は買いなのか?
個人的に「HyperX Cloud Core 7.1」は“めっちゃ買い”です。
ゲーム性能は勿論、映画や音楽鑑賞もそれなりにこなしてくれますし、何より7,980円と価格が非常にリーズナブルなのでお財布に優しいです。
価格が安いので外観はチープかと思いきやそんなこともなく、ヘアライン加工の入ったアルミボディなど意外と高級感もあります。
マイクが取り外せるので、ヘッドホン単体としても違和感なく使うことが出来るのも嬉しいポイントです。
7.1chは競技系ゲームだとロマン枠ではありますが、映画や音楽鑑賞で臨場感をアップさせるのには良い感じだと思います。
こちらの記事を書いている2021年7月時点では、非常にお勧めできるヘッドセットのひとつです。
保証期間について
製品保証は購入から2年間有効です。
これだけ保証期間が長ければ万が一のトラブルでも安心でしょう。
総評
- 低価格なのに高級感のある外観
- クッション性があって耳が疲れにくい
- ゲームから音楽まで幅広く活用できる
- 軽くて耐久性もあるアルミフレーム
- 本体の可動がスムーズ
- マイクの取り外しが可能
- バーチャル7.1サラウンド対応
- マルチプラットフォーム対応
- ソフト不要で簡単セットアップ
- 安心の2年保証
- 7.1chは競技系ゲームには不向き
- デフォルトのマイク音量が小さい
- 3.5mmケーブルが短い
今回はコスパ最強ゲーミングヘッドセット「HyperX Cloud Core 7.1」の紹介でした。
ゲームから音楽まで幅広くこなせる万能さに加えて、スタイリッシュで高級感のある外観を兼ね備えています。
正直1万円を超えていても不思議ではないクオリティなのですが、7,980円という驚異的なコストパフォーマンスです。
この価格を考えれば付け心地も十分すぎるほどで、密閉型にしては疲れにくい方だと思います。
マイク音質は若干籠っている感じはあるものの、ノイズキャンセルが効いていて雑音が混じりにくいです。ボイスチャットやテレワーク用途であれば全く問題のない性能でしょう。
7.1chサラウンドは使うタイミングを選びますが、音楽や映画鑑賞で臨場感をプラスしたい時に活用してみると面白いです。
コスパ最強のゲーミングヘッドセットを探している人にはダントツでお勧めできる製品なので、ぜひ購入を検討してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
製品提供:HyperX
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