こんにちは、無糖(@mutohsan30)です。
今回はXtrfyから発売されているゲーミングマウス「M1 RGB」を提供して頂いたので紹介します。
こちらの記事では、「開封時の様子」「実際の使用感」「メリットデメリット」など、購入の参考になりそうな情報をお伝えできたらと思います。
Xtrfyとは
Xtrfyはスウェーデンを拠点とするゲーミングデバイスブランドです。
新製品を開発する際には、数多くのeスポーツプレイヤーからフィードバックを受けて、開発とテストを行っています。
一切の妥協を許さない開発プロセスから生み出される数多くのデバイスは非常に品質が高く、激戦区とされるゲーミングデバイス市場でも高い評価を得ています。
FPSやMOBAで活動しているeスポーツプレイヤーなら、一度は触れておくべきゲーミングデバイスブランドと言えるでしょう。
Amazonラインナップ
製品概要
スペック
形状 | 右手用・エルゴノミクス |
センサー | Optical Pixart 3330 |
サイズ/重量 | 幅69mm、奥行127mm、高さ40mm 重さ86g(ケーブルは除く) |
メインスイッチ | オムロン製 |
ケーブル | Xtrfy EZcord(1.8m) |
マウスソール | PTFE(テフロンソール) |
CPI設定 | 400~7200 |
ポーリングレート設定 | 125、500、1000Hz |
専用ソフトウェア | なし |
対応OS | Win XP以降、 Mac OSX 10.1 以降 |
型番 | #701147 |
保証期間 | 1年間(日本国内のみ) |
特徴
- 人気モデルの軽量化アップグレード版
- ゲーマー向け高性能センサー搭載
- カスタマイズ可能なRGB LED
- 軽くて柔軟なXtrfy EZコード採用
- グリップ力が向上する専用コーティング
こちらの製品は2018年に発売された「Xtrfy M1」のアップグレードモデルです。
「95g → 86gの軽量化」「センサー能力向上」「RGB LED対応」「新ケーブル採用」など、旧モデルよりも大幅なパワーアップを遂げています。
おすすめポイント
個人的なおすすめポイントは「かぶせ持ちに特化した独自の形状」と「ラバーコーティング」です。
公式サイトには持ち方による相性などは記載されていませんが、「つかみ持ち」「つまみ持ち」「かぶせ持ち」をした時、明らかに「かぶせ持ち」が一番しっくりきます。
また、表面にラバーコーティングが施されているので、デフォルトの状態でも十分なグリップ力を得ることが出来ます。
流行りのゲーミングマウスは表面がツルツルしている製品も多いので、後からグリップシールを買っているユーザーも多いです。
こちらのマウスはグリップシールを買わなくても十分なグリップ力を得られるので、大きなメリットだと言えるでしょう。
開封 ~ 外観チェック
外箱と付属品
外箱はブラックとイエローが基調になっています。いつものXtrfyらしいデザインです。
外箱を持ち上げると一番上にマウス本体が乗っています。
マウスを取り出すと封筒があり、その中にステッカーシールと取扱説明書が入っていました。
同じXtrfyのゲーミングマウス「M4 RGB」だとキーキャップや交換用マウスソールが付属していたので、個人的にちょっと物足りない感があります(-_-;)
マウス本体
サイズ感は標準~少しだけ大き目といった印象です。
ケーブルを除いた重量が86gなので、ミドル~ハイセンシのユーザーに使い易い重さです。
上から見ると分かり易いのですが、右下が少し盛り上がっていて「かぶせ持ち」をした時にフィットしやすい形状になっています。
上下左右の形状を撮影しました。
マウスの手前から後部にかけて大きく盛り上がっており、こちらも「かぶせ持ち」をした時のフィット感向上に繋がっています。
「右利き」「かぶせ持ち」「ミドル~ハイセンシ」のユーザーに最適化されていると言っても過言ではなく、当てはまる人には是非とも使ってみて欲しいマウスです。
マウス先端は「ホイール」「左右クリック」のみと非常にシンプルです。
良くあるクリック部分の切り込みなども無く、とてもスッキリとしたデザインです。
また、ホイール周りの部品がグレーになっていて良いアクセントになっています。
マウス裏はハニカム構造っぽいデザインになっています。(穴が空いている訳ではありません。)
中央に配置されたセンサーは「Pixart 3330」という、プロゲーマーお墨付きの高性能光学センサーが搭載されています。
マウスソールは滑りの良いPTFE100%の物が採用されています。
その他、センサー右側に「CPI変更ボタン」、下側に「ポーリングレート切替スイッチ」があります。
ボタンやスイッチの詳しい使い方は後述します。
M1 RGBのケーブルには「Xtrfy EZcord」が採用されています。
柔らかくて軽いのが特徴で、有線マウスとは思えないほど柔軟にマウスを動かすことが出来ます。
USBケーブルの端子部分は金メッキ仕様で高級感があります。
セットアップ
今回も「Xtrfy GP4(ホワイト)」と「B4マウスバンジー(ホワイト)」を一緒に使います。
やはりXtrfyのマウスを使うならデザイン・使用感ともにGP4が一番しっくりきます。
デバイスを同じメーカーで揃えると統一感があってデスク映えするのでおすすめです!
↑「Xtrfy K4 RGB」という赤軸ゲーミングキーボードも詳細にレビューしていますので、気になった方は是非チェックしてみてください。
USBケーブルをPCに繋ぐだけでセットアップ完了です。
ソフトウェアのインストール等は不要で直ぐに使用することが出来ます。
LEDが点灯すると一気にゲーミングマウスっぽくなります。
ライティングとても綺麗で非常にカッコいい!
機能・性能
こちらの項目では「M1 RGB」の機能や性能について記載します。
ビルドクオリティ
全体的に軋みやガタつき等は無く非常に安定しています。
数多くのゲーマーからフィードバックを受け、妥協のないプロセスから生み出されるゲーミングマウスだけのことはあり、ビルドクオリティは文句無しです。
ボタン
左右クリック
お馴染みの「オムロン製スイッチ」が採用されています。
バランスの良い押し心地と跳ね返りで、とても使い易いクリック感です。
他社の人気ゲーミングマウスと比較しても特に違和感はありません。
サイドボタン
サイドボタンも大きくて押しやすいです。
ボタン下のスペースにも余裕があります。
親指を上から下にスライドさせる「ずらし押し」も快適に行うことが出来ました。
ホイール
ホイールは静かで回しやすいですが、ちょっとだけ重たい感じがします。
軽さよりも正確な操作を求める人に向いています。
ホイールクリックはメインボタンやサイドボタンと同様、バランスが良くて押しやすいです。
本体設定
本体設定は付属の取扱説明書にイラスト付きで分かり易く記載されています。
CPI変更
中央センサー右にあるボタンを1回押すごとにCPIを変更することが出来ます。
▼カラーごとに以下の数値が割り当てられています。
レッド | 400 |
イエロー | 800 |
ブルー | 1200 |
パープル | 1600 |
ライトブルー | 3200 |
グリーン | 7200 |
ポーリングレート変更
ポーリングレートは背面スイッチを切り替えて制御します。
「125Hz」「500Hz」「1000Hz」の3種類から選ぶことが出来ます。
RGB LED変更
ライティングの変更はCPIボタンを押したままの状態で「ホイールクリック」「左右クリック」「サイドボタン」で調整することが出来ます。
▼変更パターンは以下の通りです。
CPI + スクロールクリック | LEDパターン変更 |
CPI + 右クリック | カラー変更 |
CPI + 左クリック | スピード変更 |
CPI + サイドボタン | 輝度の調整 |
個人的にはデフォルトが一番綺麗で好みではありますが、ライティングをオフにしたり単色にすることも可能なので、好みに合わせて変更するのも楽しいと思います。
センサーテスト
有名な測定ソフト「MouseTester Software」でセンサーテストを実施しました。
マウスパッドは「Xtrfy GP4」です。
ポーリングレートが500Hzと1000Hz、CPIは400、800、1600の順番でテストしています。
500Hz
3パターン全て非常に綺麗なウェーブで安定しています。
1000Hz
1000Hzにすると折り返し地点で少しセンサーがブレています。
体感できるような差はなく実際にマウスを動かしていて違和感を感じることは無かったです。
Xtrfyのマウスに限らず他社のゲーミングマウスでも似たような結果になることが多いので、そこまで気にしなくて良いかと思います。
LoD(リフトオフディスタンス)
リフトオフディスタンスとはマウスを浮かせてからセンサーの反応が途絶えるまでの距離のことです。
マウスパッドによって多少の差は出てきますが、「M1 RGB」は1.0mm前後と標準的で使い易い数値になっています。
使用感
持ちやすさ
冒頭でも触れていましたが、「かぶせ持ち」で持った時のフィット感が本当に素晴らしいです。
逆に「つまみ持ち」や「つかみ持ち」だと良くも無いけど悪くもないといった感じで、他のマウスを使った方が満足度は高いと思います。
持ち方 | 相性 |
かぶせ持ち | ◎ |
つかみ持ち | △ |
つまみ持ち | △ |
↑持ち方による相性を表にするとこんな感じです。
ロジクールのG703hなど、フィット感を重視したゲーミングマウスを愛用しているユーザーなら違和感なく移行できるかと思います。
特に「かぶせ持ち」で使用しているユーザーには絶対に使ってみて欲しいマウスです!
相性の良いマウス感度
振り向き | 基準 | 相性 |
~5cm | ウルトラハイセンシ | ◎ |
5cm ~ 10cm | スーパーハイセンシ | ◎ |
10cm ~ 15cm | ハイセンシ | ◎ |
15cm ~ 20cm | ミドルセンシ | 〇 |
20cm ~ 25cm | ローセンシ | × |
30cm ~ | ウルトラローセンシ | × |
ちょっと極端ですが、個人的に使ってみて思った相性はこんな感じです。
重量86gと最近のマウスにしては重いので、ローセンシユーザーには物足りないと思います。
逆にミドル~ハイセンシのユーザーにはバランスの良い重さで使い易いです。
AIMテスト
Steamで人気のAIM測定ソフト「AIM LAB」で動作テストしました。
マウス感度は振り向き16cmのミドルセンシです。
僕は「つまみ持ち」なので、他のマウスを使った方がAIMが安定します。
予想通りスコアは下がってしまったものの、70,000点前後のスコアを出すことが出来ました。
ストッピング性能はなかなか良かったです!
↑ちなみにメインで使っているのは、同社Xtrfyの「M4 RGB」というマウスです。
こちらは軽めで癖のないマウスなので「つまみ持ち」、「つかみ持ち」ユーザーにもおすすめ出来ます。
応答速度
有名なフラッシュ「反応速度測定-改良Ver」でテストしました。
何回かテストしましたが、0.18 ~ 0.20前後でした。
僕は他社のゲーミングマウスを使っても大体これぐらいの数値なので全く問題のない応答速度でしょう。
使用上の注意点
「M1 RGB」を使用する際には無線給電式ではないマウスパッドを使用しましょう。
無線充電のマウスパッドを使うと、有線マウスではカーソル飛びなどの不具合が生じる場合があるみたいです。
▼Xtrfyのマウスパッドと合わせて使うことで成功の性能を発揮するように設計されているので、マウスパッドも一緒に揃えることをおすすめします。
保証期間について
「M1 RGB」は初期不良か自然故障であれば、購入から1年間は無償で交換対応してくれます。
また、公式サイトの保証規定を確認したところ、通常の保証とは別に「30日間の全額保証」が付いてくることが明記されていました。
ちなみに「30日間返金保証は、日本国内の正規販売店または当社Amazonショップからのご購入のみ、保証の対象となります。」とのことです。
「非正規品、改造品、分解品、破損品、激しい消耗・汚れの品」も保証対象外となる点は注意しましょう。
これだけ手厚い保証が受けられるのであれば、「Amazonにある販売ページ」または「日本国内の正規販売店」で購入するのがお勧めです。
Twitterでの口コミ、評判
→ M4ユーザーからすると少し重いと感じるみたいです。
10g弱の差ではありますが、実際に触ってみると結構違いますよね。
→ デザインは本当にカッコいいです!
「かぶせ持ち」ユーザーじゃなくてもコレクション目的で買っておいて損はないでしょう!
総評:「かぶせ持ち」でミドル~ハイセンシユーザーなら一度は使ってみるべきゲーミングマウス
- かぶせ持ちに特化した形状
- グリップ力が向上するラバーコーティング
- 継ぎ目の少ないスッキリとしたデザイン
- ソールの滑りが良い
- 専用ソフトウェアが必要ない
- かぶせ持ち以外だと平凡
- 若干大きいので手が小さい人には不向き
- 他モデルに比べて付属品が少ない
今回はかぶせ持ちユーザーにピッタリなゲーミングマウス「Xtrfy M1 RGB」の紹介でした。
旧モデルよりも格段にパワーアップして使い易さが向上しています。
「かぶせ持ちに特化した独自の形状」と「ラバーコーティング」により、ハマる人はハマるといった感じのゲーミングマウスでしょう。
「左右クリック」「ホイール」「サイドボタン」も大きくて操作しやすいので、小さいマウスが使いにくいと感じていたユーザーにもおすすめ出来ます。
最近では万人向けで使い易いマウスが流行っていますが、そういった製品とは対極に位置する挑戦的なマウスに仕上がっていると思います。
「かぶせ持ち」かつ「ミドル~ハイセンシ」のユーザーなら非常に相性の良いマウスに仕上がっていると思いますので、ぜひ購入を検討してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
製品提供:Xtrfy
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