【レビュー】BenQ ZOWIE S2-C!「つかみ持ち」プレイヤーに強くおすすめしたい実力派ゲーミングマウス!

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今回は2021年12月に国内販売が開始された左右対称ゲーミングマウス「BenQ ZOWIE S2-C」を紹介します。

こちらの記事では「外観チェック」「ゲームでの使用感」「メリット・デメリット」など、購入の参考になりそうな情報をお伝えします。

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製品概要

スペック

メーカー/製品名BenQ ZOWIE/S2-C
形状左右対称
サイズ/重量幅59-64mm
長さ120mm
高さ31mm-38mm
69g(ケーブル先端込み74g程度)
ケーブル2m パラコードタイプ
接続方式USB2.0 / 3.0
センサーPixart 3360
専用ソフトウェアなし
価格8,800円

ZOWIE S2-Cの特徴

  • Pixart3360センサー搭載
  • 持ち方を選ばない左右対称デザイン
  • 小型化により自由なAIMを実現
  • 柔軟性に優れたパラコードケーブル
  • 届いて直ぐに使える「プラグ&プレイ」

「ZOWIE S2-C」は既存のモデルよりも小型軽量化されており、日本人の手のサイズにフィットするように設計されています。

また、左右対称型なのでマウスを左右に振ったときの感覚のズレが少なく、左右非対称マウスよりも安定したAIMを実現しやすくなっています。(※プレイスタイルによります。)

画像:S2-C公式ページ

↑比較画像を見ると分かりやすいのですが、既存モデルである「S1-C」よりも全体的に1~3mm程度サイズダウンしているので、「つかみ持ち」や「つまみ持ち」がやり易くなっている印象です。

若干ではありますが、サイズダウンの影響で重量も軽くなっているので、軽量マウス好みにも結構お勧めできます

↑以前レビューした「EC3-C」の記事でも触れましたが、Cシリーズのケーブルはパラコードタイプかつケーブルの先端がマウスパッドに干渉しないように造られています。

マウスバンジーが無くてもそれなりに快適に操作できるので、無線マウスに慣れているユーザーでも試してみる価値はあるでしょう。

もし後からマウスバンジーが欲しくなったらZOWIEから出ている「BenQ CAMADEⅡ」という製品があるので、こちらを購入してみるのも良いと思います。

ちなみにマウスバンジーも色々と種類がありますが、マウスのケーブルによって相性があるので、失敗したくないという人は純正品を買っておけば間違いないです。

おすすめユーザー

本製品は左右対称小型という特徴があるので、「左右の感覚のズレを減らしたい」「縦軸のAIMを安定させたい」というユーザーに強くお勧めします。

私は「つまみ持ち」で使用していますが、持ってみた感じはGプロワイヤレスのような使い心地でかなり万人向けのマウスという印象を受けました。

ただサイズ的に「かぶせ持ち」だと手の平がマウスパッドに干渉して使いづらい可能性もありますので、「かぶせ持ちで手が標準サイズ以上」という人はもっと背が高いマウスを選んだ方が良いでしょう。

一方で「つかみ持ち」「つまみ持ち」であれば、「かぶせ持ち」よりも手のサイズによる相性差は少ないですし、非常に使いやすいマウスに仕上がっていると思います。

開封 ~ 外観チェック

パッケージと付属品

★「ZOWIE S2-C」内容物一覧
  • マウス本体
  • マウスソール(予備)
  • 取扱説明書
  • メッセージカード

本体デザイン

S2-Cに限らず、ZOWIEのゲーミングマウスは実用性重視なので、LED等はなくシンプルなデザインに仕上がっています。

左側面の下に「BenQの文字」、本体の中央下に「ZOWIEのロゴマーク」がひっそりと印刷されています。

やはり一般的な「かぶせ持ちマウス」よりも背が低く、手の平部分のスペースを確保しやすい形状をしています。

さらにマウスの前端部分が高くなっているので、薬指と小指を置くスペースを確保しやすく、適切な位置に指を配置しやすくなっています。

最近は左右上下に激しくAIMするような操作の忙しいゲームが増えているので、「つかみ持ち」に移行するユーザーも多いかと思いますが、左右の感覚ズレが少なく縦軸のAIMがやり易い本機は、そういったユーザーにとってベストな選択肢になると思います。

ホイール部分は適度な凹凸があって回しやすく、カリカリといった感じのしっかりとしたホイール感を得ることが出来ます。

ホイールクリックはどちらかと言えば固くて、強めに押し込まないと反応しづらいので人によってはマイナスに感じるかもしれません。

私はゲームでホイールクリックを使うことはないのですが、普段使いでは頻繁に使用するのでちょっと気になるポイントです(-_-;)

公式サイトの本体重量の表記は69gですが、実測値はケーブル先端込みで74g前後となりました。

流行りのハニカム構造のマウス等に比べると少しだけ重たいですが、それでも十分すぎるほど軽量な部類に入ります。

マウスは軽すぎてもコントロールが難しくなるので、ミドル~ハイセンシのユーザーなら70g以上のマウスを使った方が安定しやすいと思います。

マウスの裏側も無駄な表記や装飾がなく非常にシンプルなデザインに仕上がっています。

中央センサーの左に「ポーリングレート変更」、センサー右に「DPI変更」のボタンが設置されています。

マウスソールは大判タイプなので、マウスパッドとの摩擦によって十分なコントロールを得ることが出来ます。

私も数多くのゲーミングマウスを所持していますが、ZOWIEのマウスソールが一番コントロールしやすくて気に入っています。

このマウスソールは「VALORANT(ヴァロラント)」のような繊細なAIMが求められるゲームとの相性がとても良いです。

USBケーブルは長さ2mのパラコードタイプです。

パラコードタイプのケーブルは柔軟性と耐久性に優れているので、長期間使用する予定のユーザーでも安心です。

USBの先端は金メッキが加工がされていて高級感があります。

機能・性能

ビルドクオリティ

eスポーツ特化ブランド「ZOWIE」が開発したマウスなので、ビルドクオリティは文句無しの完成度です。

マウスを多少強く握ったり、素早く動かしても軋んだりガタつくようなこともなくゲーム中も安定した操作が可能となっています。

ボタン・ホイール

「左右ボタン」の押し心地はとても良いです。

カチッとした明確な押し心地ながら、絶妙に柔らかい反発があって連続クリックが非常にやり易いです。

クリックが微妙なマウスだと「歯切れが悪くて連続でクリックしづらい・・・」なんて事が起きたりしますが、S2-Cなら心配無用です。

「サイドボタン」は親指下に広いスペースが確保されていますし、左右ボタンと同様に明確な押し心地かつ適度な反発で押しやすいです。

ただ光沢があって滑りにくい素材なので、サイドボタンで「ずらし押し」をする人は手汗などに注意する必要があります。

「ホイールスクロール」は24ステップと細かく動作するので快適にスクロールすることが出来ます。アクションゲームでの武器チェンジなども素早く行えるでしょう。

「ホイールクリック」は結構固いので賛否が分かれそうな感じです。私もホイールクリックは柔らかい方が好みなので、ちょっと改善して欲しいと思っています。

ケーブル

ケーブルは耐久性と柔軟性に優れたパラコードタイプが採用されており、ケーブルの先端が浮いているので、先端部分がマウスパッドと干渉しないようになっています。

これのおかげでワイヤレスマウスから移行しても違和感が少なく操作しやすくなっていますし、マウスバンジーが無くても、それなりに快適に使用することが出来ます。

センサーテスト

MouseTester Software
I wrote this to be a simple mouse testing software that has built-in plotting, CSV save and load, and plot export to PNG capability. Full source code can be fo...

マウスセンサー測定ソフト「MouseTester」でセンサーテストを実施します。

全てテストすると量が多くなってしまうので、需要が高い「ポーリングレート500Hz、1000Hz」「DPI400、800、1600」でテストしています。

使用マウスパッド

前回レビューした「EC3-C」はBenQの純正マウスパッド「G-SR-SE」でテストしましたが、今回は他社製のマウスパッド「PureTrak Turbulence Teal Special Edition」でテストします。

PureTrak Turbulence Teal Special Edition gaming mousepads
Puretrak(ピュアトラック)のゲーミングマウスパッ&#1248...

↑ちなみにゲーミングデバイス専門店「ふもっふのおみせ」で購入できるので、興味のある方は是非チェックしてみてください。

500Hz

1000Hz

結果

センサーはPixart3360という少し古いタイプですが、「500Hz」「1000Hz」どちらのポーリングレートでも非常に安定しています。

まだまだ現役で戦っていけるセンサー性能です。

S2-Cの設定方法

DPI&ポーリングレート変更

DPIとポーリングレートは裏面にあるセンサーの左右にあるボタンで簡単に変更することが出来ます。

ポーリングレートは「125/500/1000」の3段階、DPIはLEDの色ごとに以下の数値が割り当てられています。

LEDカラーDPI数値
レッド400
パープル800
ブルー1600
グリーン3200

応答速度変更

USBケーブルを抜いた状態で、左右どちらかのサイドボタンを押しながらパソコンに再接続することで応答速度を変更することが出来ます。

上サイドボタン:高速
下サイドボタン:標準

となっています。

「クリック応答:標準」で反応速度フラッシュをやってみたところ、0.18~0.20程度という結果でした。

自分は他社製のゲーミングマウスを使ってもこれぐらいの数値なので、ゲーミングマウスとして全く問題のない応答速度です。

LOD変更

▼通常クリックとサイドボタンを組み合わせて接続すると、マウスを浮かせてからセンサーが反応しなくなるまでの間隔「リフトオフディスタンス」を変更できます。

サイドボタン下+左クリック
サイドボタン上+左クリック
サイドボタン下+左右クリック

使用感

実際にS2-Cを使ってみた感想書いていきます。あくまで私の個人的な意見となりますので、参考程度にお読みください。

持ちやすさ

▼執筆者「無糖」の手のサイズ

手長手幅手囲
18cm8.5cm20cm
参考サイト:サイズ.jp

一般的な「かぶせ持ち」「つかみ持ち」「つまみ持ち」で試してみましたが、小型で背が低く左右に適度な窪みがあるので「つかみ持ちが一番相性が良い!」と感じました。

「かぶせ持ち」は手のサイズが標準以上だと、手の平がマウスパッドに干渉してイマイチだったので、手が小さい人じゃないと使いにくいという印象です。

「つまみ持ち」は「つかみ持ち」ほどではないものの相性が良く、従来のモデルよりも縦幅が短くなっているので縦方向のAIMもやり易くて良い感じです。

かぶせ持ち
※手が小さければ〇
つかみ持ち
つまみ持ち

↑表にするとこんな感じです。

「手が小さくてかぶせ持ちの人」「つかみ or つまみ持ちの人」であれば、とても相性の良いマウスだと思います。

相性の良いマウス感度

振り向き基準相性
~5cmウルトラハイセンシ
5cm ~ 10cmスーパーハイセンシ
10cm ~ 15cmハイセンシ
15cm ~ 20cmミドルセンシ
20cm ~ 25cmローセンシ
30cm ~ウルトラローセンシ

ケーブル先端込み74gというバランスの良い重さなので、ローセンシからハイセンシまで幅広いプレイスタイに対応することが出来ます。

マウスは重すぎても軽すぎても使いにくかったりするので、初めてゲーミングマウスを購入する人には70g前後のマウスをお勧めします。

ゲーム

画像:VALORANT公式

新キャラクター「ネオン」が追加されて人気が加速しているヴァロラントで使ってみましたが、S2-Cは小型軽量で持ちやすく、マウスソールがコントロールタイプなので、置きAIMやフリックAIMが安定しやすかったです!

かと言ってトラッキングAIMが難しいのかと言えばそんなこともなく、バランスの良い滑りなのでジェットやレイズの奇襲やネオンの走り撃ち等にしっかりとAIMすることが出来ました。

「つかみ or つまみ持ち」のヴァロラントプレイヤーには強くお勧めできるゲーミングマウスです。

普段使い

一方で普段使いは微妙というか、ホイールクリックの固さが気になって使いにくかったです(-_-;)

スクロールの滑らかさや感触はとても良かったので、ホイールクリックを多用しないユーザーであれば、普段使いでも大丈夫だと思います。

あとは表面のコーティング効果で作業中にマウスが滑りにくい部分も良かったです。

EC3-Cとの違い

EC3-CS2-C
形状左右非対称左右対称
センサー33603360
重量70g69g
ケーブルパラコードパラコード
持ち方の相性かぶせ:○
つかみ:○
つまみ:◎
かぶせ:△
つかみ:◎
つまみ:○

↑ざっくり比較するとこんな感じです。

最大の違いは「EC3-Cは左右非対称」、「S2-Cは左右対称」であることです。

「EC3-C」の方が背が高めのエルゴノミクスデザインになっており、「かぶせ持ち」や「つまみ持ち」に適した形状をしています。

サイズが小さいのでS2-Cと同様に「かぶせ持ち」だと使い手を選びますが、「つまみ持ち」なら親指・薬指部分のグリップを効かせやすくて、とても持ちやすいです。

一方で「S2-C」が優れている点は、小型かつ左右に適度な窪みがあるので「つかみ持ち」がやり易いことです。また、左右にマウスを振ったときのAIMのズレも感じにくいです。

最終的にはユーザーの好みによるところですが、「つかみ持ちならS2-C」「手が小さい人のかぶせ持ち or つまみ持ちならEC3-C」という選択が個人的には良いと思っています。

結局マウスバンジーって必要?

マウスバンジーの有無については、ユーザーの好みや環境によって異なってくると思います。

S2-Cのケーブルはパラコードタイプかつ先端が浮いててマウスパッドに干渉しづらくなっているので、とても操作性に優れる有線マウスになっています。

個人的には「マウスバンジーが無くてもそこそこ快適」だと思っていますが、マウスとパソコンが離れていてケーブルが引っ張られていたりすると流石に気になる可能性があります。

そういった場合はマウスバンジーが必要になってくるので、Amazonなどで「BenQ CAMADEⅡ」や他社製のマウスバンジーを購入すると良いでしょう。

Twitterでの口コミ、評判

→ Twitterでもホイールクリックが固いという意見が見られました。マイナス要素として捉えているユーザーが多いので、やはり改善ポイントだなーと思います。

→ こちらの方はZA13-Bを使っていたけど、S2-Cもかなり良い」とのこと。ZOWIEのゲーミングマウスはFPSゲーマーのために造られているマウスなので、プレイスタイルの変更などを考えると全シリーズ持っていても損はないですね。

→こちらの方は「左右非対称のEC3-Cの方がしっくりくる。」とのこと。私もどちらかと言えば「EC3-C」の方が好みです。やはりユーザーのプレイスタイルごとに最適なマウスというのは異なってきますね。

総評:「つかみ持ち」プレイヤーに強くおすすめしたい実力派ゲーミングマウス!

  • 「つかみ持ち」に最適な形状
  • シンプルで無駄がないデザイン
  • 本体重量69gという使いやすい重さ
  • 明確なクリック感と適度な反発で押しやすい
  • 誤操作が起きにくいサイドボタン
  • 本体のみで完結する「プラグ&プレイ」
  • 柔軟性に優れるパラコードケーブル
  • グリップ感を得られやすいコーティング
  • ホイールクリックが固い
  • DPIが3200までしか選べない

今回はZOWIEの左右対称小型ゲーミングマウス「S2-C」の紹介でした。

小型軽量かつ左右にある適度な窪みのおかげで、「つかみ持ち」との相性が抜群のゲーミングマウスに仕上がっています。

一方で「かぶせ持ち」「つまみ持ち」との相性が悪いのかと言えばそんなこともなく、ユーザーの好みによってはどんな持ち方でも満足できるポテンシャルを秘めています。

本体重量69g、ケーブル先端込みで74gという軽量寄りでバランスの良い重さということもあり、相性の悪いマウス感度が少ないというのも大きなメリットでしょう。

「ホイールクリックが固い」「センサーが古くて3200DPIまでしか対応していない」という部分は人によってはデメリットに感じると思いますので、ここは注意が必要です。

個人的には同社から出ている「EC3-C」の方が使いやすいのですが、人によってはハマるゲーミングマウスに仕上がっていると思います。

こちらの記事を読んで「S2-C」に興味を持って頂けたら、ぜひ購入を検討してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m

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