こんにちは、無糖(@mutohsan30)です。
今回はゲームの周辺機器で有名なGameSirから販売されているBluetooth対応ゲームパッド「T4 Mini」を提供して頂いたので紹介します。
製品概要
スペック
メーカー/製品名 | GameSir T4 Mini |
接続方式 | Bluetooth5.0 有線接続(PCのみ) |
対応デバイス | ニンテンドースイッチ Android & iOS PC |
インプット | Xinput Directinput |
機能 | 振動(スイッチ&PC) ジャイロ(スイッチ) 連射(スイッチ) |
バッテリー性能 | 600mah *3時間の充電で10時間ほど使用可能 |
充電方式 | Type-C USB |
サイズ/重量 | 14.3 x 8.3 x 5.3 cm 156g |
保証期間 | 1年 |
特徴
![](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_0890-1024x768.jpg)
- マルチプラットフォーム対応
- Bluetooth5.0でワイヤレス接続が可能
- 軽量コンパクトで可愛いデザイン
- お馴染みのスイッチ配列
- ゲーミング感を演出するLED
- ターボ&ジャイロ機能搭載
- MFi認証、AppleArcade対応
Windows、Android、iOS、Switchなど、幅広い機種に対応したマルチプラットフォームコントローラーです。
「T4 mini」は従来のモデルよりも大幅に小型軽量化されており、手が小さい人でも快適にゲームが出来るように設計されています。
また、デザインだけでなくボタン配列もニンテンドースイッチのプロコンに似ているので、スイッチユーザーであれば違和感なく馴染めるかと思います。
その他、「ゲーミング感を演出するLED」「便利なゲーム機能」「大容量バッテリー」など、4,000円弱で購入できる価格ながら、なかなかハイスペックな仕様になっています。
おすすめユーザー
![](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_0885-1024x768.jpg)
やはり本製品最大のメリットは小型軽量という部分です。
例えば「ニンテンドースイッチのプロコンが大きくて操作しづらいと思っている人」「外出する際にコンパクトなコントローラーを持ち運びたい人」などに向いています。
あとはLEDが搭載されているのでゲーミングデバイスが好みな人にも最適ですし、デザインがめっちゃ可愛いので女性ゲーマーにもおすすめです!
開封 ~ 外観チェック
外箱と付属品
![](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/CCE209D8-25E8-4D7B-AA73-637BA9D4DC76-497-00000A3789B5860A-1024x683.jpg)
![](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/4F903BCA-96F8-4CF6-8D5B-40497F147C2A-497-00000A37B1C82622-1024x683.jpg)
パッケージは黒と赤が基調になっているゲーミングデバイスらしいデザインです。
裏側には「英語」「日本語」「韓国語」「中国語」でコントローラーの簡単な説明文が記載されています。
前回紹介した同社のコントローラーは箱がボコボコの状態で届いて少し残念だったのですが、今回は梱包もしっかりされていて綺麗でした。
![](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/2F0E44BE-1A44-4FE3-AB9D-2B4A796616B1-497-00000A37D6E2CEC4-1024x683.jpg)
付属品は以下の通りです。
- コントローラー本体
- USBケーブル(タイプC)
- 取扱説明書(日本語対応)
- 合格証(安全規格)
本体
![](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/52CBEBDB-3064-49A5-8DC8-172BF0CCE51C-497-00000A37E00E1228-1024x683.jpg)
![](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/CBB67E7B-0551-4CB5-B37C-4039496579C7-497-00000A38619D876E-1024x683.jpg)
本体はブラックのスケルトンボディで薄っすらと内部の基盤が見えます。
一般的なコントローラーのグリップ部分を大幅に削り取るような設計により小型軽量化が実現されています。
比較用にプロコンの写真を撮ってみましたが、一部異なる部分はあるもののスティックやボタン配置はほとんど同じです。
![](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/AD543B7B-6CCC-40AC-B75E-B917FB6415F9-497-00000A381A90AD7E-1024x683.jpg)
![](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/0964BD49-BB45-4D26-871B-1E6687EE0E8A-497-00000A38242FAC97.jpg)
低価格帯のコントローラーではありますが、ボタンやスティックの質感が良く操作性も悪くありません。
操作性は僕が普段使っている箱コンと比べても遜色ない感じがしました。
ビルドクオリティも高く、安物コントローラーにありがちな「スティックがガタガタグラグラで操作が不安定になる」といったことも一切なかったです。
![](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/41CE1A39-D9FD-4823-994D-05441154C8D3-497-00000A386ACB958B-1024x683.jpg)
↑手前側から見るとこんな感じです。
中央に「ペアリングや充電時に点灯/点滅するLEDインジケーター」があります。
![](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/AF628CE9-C3FC-4377-87E3-8A39B1014F8C-497-00000A382D9FB97A-1024x683.jpg)
![](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/2825177C-0D13-411D-B324-434C3ADFB7B5-497-00000A384F7E6AB0-1024x683.jpg)
奥側は2段になっており「R」「ZR」「L」「ZL」の合計4ボタンが配置されています。
中央部分に「充電&有線接続用ケーブルの差し込み口」と「ペアリングボタン」があります。
ちなみにトリガーというよりは普通のボタンに近いので「引く操作」を重要視している人は合わない可能性があるので注意です。
![](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/3AC397CB-9102-4433-A7DE-57E680A24A33-497-00000A384D671B9C-1024x683.jpg)
背面グリップは非常に浅いです。あまりグリップ力を得ることは出来ないので、ガチっと持ちたい人には向いてません。
僕は標準的な日本人の手のサイズ(手長18cm、手幅8.5cm)ですが、フィット感はイマイチだと思いました・・・
引っ掛かりがなく表面がつるっとしているので、背面グリップテープのような物があると一気に良くなりそうな感じですね。
![](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_0883-2-768x1024.jpg)
手持ちの電子はかりで重さを測ってみたところ、153gと表示されました。
ちなみにニンテンドースイッチのプロコンは246gなので、持ち比べてみるとこのコントローラーがいかに軽いか分かります。
![](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_0885-1-1024x768.jpg)
軽くて可愛くて操作性も悪くない・・・ グリップ感は人によって相性差がありそうですが、このコントローラーかなり好印象です!
![](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_0886-1024x768.jpg)
![](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_0890-1-1024x768.jpg)
↑動作確認のためにPCに有線で接続してみたところLEDが点灯しました。
ド派手という感じはなく適度なゲーミング感を演出してくれます。
ペアリング方法
こちらの項目では「T4 mini」のペアリング方法について説明します。
ニテンドースイッチ
![](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/AF628CE9-C3FC-4377-87E3-8A39B1014F8C-497-00000A382D9FB97A-1-1024x683.jpg)
1.Switchを起動してコントローラーの持ち方/順番変更を選択(ペアリングモード) |
2.「T4 mini」のペアリングボタンを2秒以上長押し |
3.問題がなければSwitchに接続が完了する |
4.次回以降は「ホームボタン」を押すことで再接続が可能 |
Bluetooth5.0
Android
![](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/AD543B7B-6CCC-40AC-B75E-B917FB6415F9-497-00000A381A90AD7E-2-1024x683.jpg)
1.ホームボタンとXボタンを本体下部のLED4が点滅するまで長押しする |
2.スマートフォン側のBluetoothをオンにしてコントローラーを検索してペアリングを完了させる |
3.次回以降は「ホームボタン」を押すことで再接続が可能 |
iPhone
![](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/AD543B7B-6CCC-40AC-B75E-B917FB6415F9-497-00000A381A90AD7E-3-1024x683.jpg)
1.ホームボタンとBボタンを本体下部のLED3が点滅するまで長押しする |
2.スマートフォン側のBluetoothをオンにしてコントローラーを検索してペアリングを完了させる |
3.次回以降は「ホームボタン」を押すことで再接続が可能 |
PC
![](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/AD543B7B-6CCC-40AC-B75E-B917FB6415F9-497-00000A381A90AD7E-3-1024x683.jpg)
1.ホームボタンとBボタンを本体下部のLED3が点滅するまで長押しする |
2.PCの設定から「Bluetooth・その他のデバイスを追加 → Bluetooth」でコントローラーを検索してペアリングを完了させる |
3.次回以降は「ホームボタン」を押すことで再接続が可能 |
※有線接続の場合は充電ケーブルをPCのUSBに接続するだけです。
入力方式変更について
![](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/52CBEBDB-3064-49A5-8DC8-172BF0CCE51C-497-00000A37E00E1228-1-1024x683.jpg)
本機は「+」「-」ボタンを同時押しすることで入力方式(Xinput , DirectInput)を変更することが出来ます。
▼簡単に言うと「一般的なコントローラー」と「箱コン」の規格を切り替えるための機能です。
■DirectInput
従来から存在する一般的なゲームパッド規格です。
■Xinput
Xboxコントローラーと互換性のある次世代の規格です。現在のマイクロソフト製品ではこちらの規格を推奨しています。
Steamや原神などのPCゲームで使うなら「Xinput」での使用をおすすめします。
実際に使ってみた感想
![](https://upload-static.hoyoverse.com/hk4e/upload/fb/ja.jpg)
今回も人気アクションRPG「原神」で動作確認を行いました。
「全体的な操作感」「iPhoneでの無線接続、PCでの有線接続で体感できる遅延の有無」などを確認します。
操作感
![](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_0885-2-1024x768.jpg)
やはり軽くてコンパクトなのでプレイ中の負担が少なくて良い感じです。
個人的に操作感は非常に良く、ボタンやスティックに関してはXboxやPS4コントローラーと比較しても悪くないと思います。
▼「悪くはない」と微妙な表現にしたのには理由があり、以下のようなデメリットに感じた部分があるからです。
![](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/3AC397CB-9102-4433-A7DE-57E680A24A33-497-00000A384D671B9C-1-1024x683.jpg)
![](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/2825177C-0D13-411D-B324-434C3ADFB7B5-497-00000A384F7E6AB0-1-1024x683.jpg)
↑気になった部分は「グリップ力が弱い」「トリガーの引き部分が殆どない」「スティックの微調整が難しい」といったことです。
「グリップ」は手を引っ掛ける部分が浅いうえ、表面がスベスベなので手汗が多いひとだと滑りやすい可能性が高いです。
「トリガーの引き」は無いに等しいので微調整を必要としているユーザーには全く向いていません。ただのボタンとして使うなら問題はないのですが・・・
「スティックの微調整」は繊細な操作を必要としないゲームなら問題はないのですが、ガチな対戦ゲームだと気になる可能性が高いです。
遅延の有無
無線
ワイヤレス接続による遅延は殆どありませんでした。
一般的なRPG、原神などのちょっとしたアクションゲームであればストレスなく遊ぶことが可能です。
ですが、Bluetooth接続であることに変わりはないので、FPSや格闘ゲームなどガチな対戦ゲームで使うのはお勧めしません。
有線
こちらも全く問題なかったです。
体感できるかは微妙なところですが、有線なので無線よりも遅延は少ないと思います。
プロコンとどっちが良い?
結論から言うと「プロコンの方が質感や細かい操作性は良い」です。
スマブラ、スプラトゥーンなどの繊細な操作が必要なアクションゲームを遊ぶなら迷わずプロコンを選ぶことをおすすめします。
ですが、「T4 mini」には以下のようなメリットがあります。
- プロコンより価格が安い
- 小型軽量で負担が少なく快適に持ち運べる
- デザインが可愛い
まず何と言っても4,000円弱で購入できる安さです。
スティックやボタンの操作性も悪くありませんし、低価格帯のコントローラーの中では真っ先に購入候補に入れて良いと思います。
そして小型で156gと非常に軽くて負担が少ないため長時間持っていても手が疲れにくいです。
コンパクトで可愛いデザインに加えて、今時なゲーミングデバイスらしいLEDを搭載しているので見た目が良いのも魅力的です。
「細かい操作性」という部分ではプロコンに劣ってしまいますが、ガチガチの対戦ゲームを遊ばなければ全く問題はありません。
「ライトゲーマーでミニマルなコントローラーが欲しい!」という方には非常におすすめできる製品です。
総評:ライトゲーマーに最適なミニマルコントローラー
![gamesirT4miniサムネイル](https://www.mutoh-desk.com/wp-content/uploads/2021/10/2902b7da994e490d0bb07402d9d2d578-1024x576.jpg)
- ボタンやスティックの操作感が良い
- ミニマルで可愛いデザイン
- ゲーミング感を演出するLED搭載
- 4,000円弱で購入できるコスパの高さ
- 使いやすいUSB Type-C
- Bluetoothでも遅延が少ない
- 滑り止めがなくグリップ力が弱い
- 微調整など繊細な操作が難しい
- トリガーボタンが浅い
今回はミニマルで可愛いワイヤレスコントローラー「GameSir T4 Mini」を紹介しました。
「軽量コンパクト」「マルチプラットフォーム対応」「スイッチでのジャイロ機能」など、小さくてもパワフルで良いコントローラーです!
「グリップ力」「繊細な操作性に欠ける」といったデメリットもありますが、ガチゲーマーじゃなければ気にしなくても大丈夫です。
「とりあえずデザインに惹かれた!」「RPGや簡単なアクションゲームで使いたい!」というライトゲーマーには最適な製品だと思いますので、ぜひ購入を検討してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
- コスパに優れた製品が好き
- 小さいコントローラーが欲しい
- ゲーミングっぽいLEDがあると嬉しい
- 微調整などの繊細な操作は必要ない
- RPGや簡単なアクションゲームが中心
- スイッチで連射やジャイロ機能を使いたい
コメント